金賞はポポポポ～ン ネット流行語大賞2011

ネット流行語大賞実行委員会(産経新聞社)は、今年ブログやSNS、掲示板など、インターネット上で盛んに使われた流行語を選ぶ「ネット流行語大賞2011」を発表しました。

これは、ネット流行語大賞実行委員会に参加するポータルサイト、動画サイト、ニュースサイトなど10のサイトで、11月18日から24日にかけてアンケートを行い、ユーザー計15万3,516人の投票により決定したものです。

選ばれた言葉は下記の通り。
金賞＝ポポポポ～ン　銀賞＝なでしこJAPAN　銅賞＝僕と契約して、○○になってよ!　 4位＝マル・マル・モリ・モリ　5位＝ヤシマ作戦　6位＝いいね!　7位＝#edano_nero(枝野、寝ろ)　 8位＝ﾀﾞｧｼｴﾘｲｪｽ!!　 9位＝ブヒる　10位＝アナロ熊・スカスカおせち・まんべくん。

金賞の「ポポポポ～ン」は、ACジャパンの公共広告「あいさつの魔法。」の一節。これは震災後のコマーシャル自粛によって、公共広告の印象が耳に残ったものでしょう。アンケートを実施した１０サイトすべてでトップを獲得しました。
「2011年ユーキャン新語・流行語大賞」では、「こだまでしょうか」がトップテン入りしましたが、「ぽぽぽぽーん」も候補には入っていました。

銀賞の「なでしこJAPAN」は、ユーキャンの新語・流行語では「なでしこジャパン」で年間大賞となっています。

銅賞に入った「僕と契約して、○○になってよ! 」は、アンケートを行った媒体によって順位に多少差があるようです。流行り言葉として誰もが使ったというよりは、クォリティの高い用例が強烈な印象を残した言葉だったと思われます。

7位の「#edano_nero(枝野、寝ろ)」のハッシュタグ、「ヤシマ作戦」や「ﾀﾞｧｼｴﾘｲｪｽ!!」はTwitter上を流れ、「まんべくん」、「いいね! 」などもソーシャルメディアによる影響以外の何物でもないといえます。
http://news.mynavi.jp/news/2011/12/01/106/

ちなみに、セーラー万年筆が全国の１０代男女計５００人にインターネットを通じてアンケートした今年の「１０代が選ぶ重大ニュース」によると、

ニュースの１位は「東日本大震災」で、２位が「原子力発電所事故」、３位は「ＴＰＰ（環太平洋経済連携協定）交渉問題」となり、震災への関心の高さを示しています。

「印象に残った流行語」は、人気テレビドラマ「マルモのおきて」の主題歌から「マルモリ」が１位に。２位には震災直後に繰り返し放映されたＡＣジャパンのＣＭ「ぽぽぽぽ～ん」が入り、ワールドカップドイツ大会で初優勝したサッカー日本女子代表の「なでしこジャパン」が３位となりました。

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