新語・流行語大賞 2011年は「なでしこジャパン」

『2011年ユーキャン新語・流行語大賞』（現代用語の基礎知識選）が１日発表され、サッカー女子ワールドカップで優勝し、国民栄誉賞を贈られた日本代表チームの名称、「なでしこジャパン」が年間大賞に選ばれました。

「２０１１ユーキャン新語・流行語大賞」は、その年に話題となった新語・流行語を、『現代用語の基礎知識』読者審査員のアンケートから上位語が選出され、そこから審査委員会によってトップテン語、年間大賞語が決められます。

年間大賞には「なでしこジャパン」が選ばれましたが、今年は震災や原発事故関連の言葉が多くノミネートされました。「帰宅難民」「3・11」「風評被害」などのほか、震災を機に見直された「絆」がトップテンに.。また、震災の影響で繰り返し放送されたACジャパンのCMに使われた、金子みすゞの詩のフレーズ「こだまでしょうか」もトップテンに入りました。

このほか、野田佳彦内閣の愛称「どじょう内閣」、得意げな顔を指す「どや顔」、今年のヒット商品である多機能携帯電話の略称「スマホ」、楽しんごの決めぜりふ「ラブ注入」が選ばれました。

トップテンに選ばれたのは以下の通り。（表記は五十音順）
「帰宅難民」
「絆」
「こだまでしょうか」
「3・11」
「スマホ」
「どじょう内閣」
「どや顔」
「なでしこジャパン」（年間大賞）
「風評被害」
「ラブ注入」

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